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ネット利用者の全体像

先日ちょっと調べ物をする必要がありまして大阪市中央図書館に行ってきました。図書館や本屋は本当に癒しスポットです。

いつものとおりぶらぶらと書棚を見ているとネットレイティングス・データクロニクル2008を発見。ニールセン/ ネットレイティングス社はテレビ業界で言えばビデオリサーチ、音楽業界で言えばオリコンのような、インターネット業界の視聴率を測定しレポートを販売する会社です。でも出版されるデータはさすがに企業向けで値段が高いので買えないのです。 (無料レポートやメルマガはありますので登録オススメです)

図書館に行った本来の目的も忘れて読みふけってしまいました。

そんな中ひとつ気になるデータが。といってもネット全体の基本的なことなので、いまごろ知ったのかよ感もありますが。

2008年3月(この本の最新月)におけるインターネット利用者の年齢別人数(家庭) (抜粋)

全体:48,638,000人
20代:4,955,000人
30代:10,659,000人
40代:12,064,000人
50代:6,538,000人
60代:4,587,000人

人数からは40代が最も人数が多く、60代以上の方も20代に負けないほどいらっしゃることがわかりました。

インターネットが世間一般に浸透したことと日本の人口統計を考えれば納得です。
インターネットは若年層(10?30代)のユーザーがメインと漠然と思っていたのですが、それは自分の周りだけをみていたことがわかります。自分の年代だけ(30歳)、自分の近いところだけを見ているようでは駄目だなと思いました。

ネットレイティング社の資料は「昨年対比●%増!」とかの見出しが躍るようなデータ集ではなく、淡々と調査に基づいた資料で好感が持てます。企画担当の方、マーケティング担当の方には実践的有用なデータばかりだと思います。

Blog 活動日記 2009年9月29日10:25 AM